７月３０日に今年初めての西岸寺夕涼み会に参加しました。
実はというと、このお寺は鍋島家のお殿様が鷹狩りの際にご利用になられたお寺です。
現存する昇降口は鍋島家の家紋装飾が施されており、地域の方も「ここは殿様の玄関だから子どもといえど遊び場にしちゃいかん」と怒られていたのだとか。
現在、当時の「厠」「鷹の獲物の天然冷蔵庫」「鷹屋の水」「鷹の止まり木（ホコといいます）」「殿様がご利用されていたお座敷」「日本庭園（戦国時代に近い江戸初期のため、小さいお庭であったようです）」などが数百年間大切に護られています。
また、天皇陛下も佐賀訪問の際にはこちらの鷹屋の水を戴かれたのだそうです。
この日は夏休みとあって子どもたちが多く、鷹を飛ばしたりしてくれました。
スイカを戴きながら、ゆかりの時代の鷹狩り文化に触れていただくことができたと思います。
